トゥームレイダー (2001)

アンジェリーナ・ジョリー主演のアクション映画。
同名のゲームソフト『トゥームレイダー』シリースが実写化された作品です。

気に入ったところ

最初のほうで、さっそくアクションシーンから始まるこの映画。
身軽さと力強さを兼ね備えたテンポの良いアクションで、観ていて楽しかったです。

まさか、あれがバーチャルだとは気づきもしませんでした(笑)

この映画は、同名の『トゥームレイダー』というシリーズ物のゲームが実写化された作品とのこと。

ゲームは何本も出ているようなので、具体的に何作目が元ネタになっているのか気になって調べてみたのですが、シリーズ中の特定の1作品だけをそのまま映画にしたわけではないみたいですね。

原作ゲームのトゥームレイダーは、シリーズ1作目が1997年に発売しています。
で、この映画の公開が2001年。

映画の製作期間が全く分からないので、仮に制作決定から撮影・編集を経て劇場公開されるまででザックリ2年くらいかかったとして逆算すると、1999年までに発売済みのゲームを題材にしていることになるかと思います。

1999年までに発売していたのは、トゥームレイダーと、トゥームレイダー2(1998年)、トゥームレイダー3(1999年)の合計3本。

というわけで、おそらくゲームソフトの1～3作目の内容と登場キャラクターたちを使って実写版を作ったのだろうと思います。

日本ではどうなのかよく知らないのですが、トゥームレイダーの主人公ララ・クロフトって、海外ではとても人気のあるキャラクターだそうですね。

そもそも、この映画の原題(英語)は『Lara Croft: Tomb Raider』。
トゥームレイダーというシリーズ名よりも、いちキャラクターであるララ・クロフトの名前のほうが先に来ているくらいです。

トゥームレイダーを実写化するというよりは、大人気のララ・クロフトを実写で観るためにトゥームレイダーの映画版を作るぞ！ぐらい、キャラクー自体が重要だったんだろうなーという印象を受けました。

余談ですが、Steamで購入した『Holy Potatoes! A Weapon Shop?!』というPCゲームに、ララ・クロフトのパロディと思われるキャラクターが出てきました。

その名もローラ・クラフト。

髪を後ろで三つ編みにしているヘアスタイルといい、タンクトップにホットパンツという服装といい、名前といい…なんかもうララ・クロフト以外に見えないくらいそのまんまのキャラクターでしたよ。
ちなみに、結構気に入って使ってます、ローラ・クラフト。

主人公ララ・クロフトのアクションが爽快な作品でした。

メチャメチャお気に入りとまではいかないですが観ていて楽しかったので、アクションやトレジャーハントがお好きな方にはオススメできそうです。

2001年公開ということで今の時点から観ると10年以上前の結構古い映画だからか、Blu-rayが発売していないようで、DVDも新品はあまり売ってないみたいですね…

これから観てみたいという方は、AmazonビデオやNetflixなどの動画配信サービスで探してみたほうが見つけやすいと思います。

動画配信(レンタル)