- リメンバー・ミー
- 英題:Coco
- 2017年 公開
メキシコが舞台のディズニー映画。
主人公は靴屋の一家の息子で、音楽が大好き。でも家族の中では音楽が禁止されていて、ギターを演奏していることや音楽コンテストに出場したいことがバレるとマズイのでコッソリ練習しています。
吹替版を観たのですが、ディズニー映画にしては、主人公の声を担当している方が少し棒読みっぽくて意外でした。
え、こんな「読んでる」っぽい感じでもOKなの!?って。
ディズニー映画って、吹替版の声優の人選に関しても演技力や声のイメージに至るまでかなり厳しく基準が設けられてるイメージがあります。
この作品の主人公の吹替は、メチャメチャ棒読みなわけではないですが、そのキャラクターが話してるというよりはどことなく「セリフ」っぽくて、他のキャラクターの話し方の自然さとの差が気になってしまいました。
あと、吹替版だからか、映画のタイトルや作中のポスターなどの文字が元の言語のままでなく日本語に差し替えられていたのですが、どうしても違和感が拭えなくて気になってしょうがなかったです。
アルファベットでなく漢字や仮名で書くのはいいよ。見たまんま読めて良いですとも。
フォント!!
文字の書体、もうちょっとソレっぽいフォント選べなかったんですか…
なんで丸ゴシックみたいな書体にしたのよ…雰囲気ぶち壊しじゃない!!!
というか、タイトルの文字はさておき、作中のポスターとかの文字は日本語に直さなくてもその場面だけ字幕出せばいいんじゃないのかなって思うのですが、世間一般的にはダメなんでしょうかね?
昔のディズニーアニメ映画では、作中に何か文字や文章が映るシーンがあってもわざわざ浮きまくりの日本語テキストに差し替えたりしてなかったと思うんですが、別に皆さんそれでも変だとは思わず普通に観れてましたよね?
外国が舞台の作品だから、外国語で文字が書かれてても何もおかしくないし、吹替の音声でその内容読み上げてくれるんだからどうせ分かるでしょ?
パソコンで打った感丸出しの(悪い意味で)整った日本語テキストが急に現れたことで、作品の雰囲気や世界観に入り込んでいたのが一気に白けてしまいました。